農と食のこと

八色西瓜(やいろすいか) 日本一甘く、抜群のシャリ感と舌触り

 八色西瓜と言えば、糖度が高く、シャリ感のある西瓜です。
 この西瓜の美味しい理由は、生産に適している黒色火山灰土、また八海山をはじめとする越後三山を眼前にして、周囲を山々に囲まれた盆地地帯のため、昼夜の温度格差が激しいという地理的条件で育てられるからです。

 西瓜は外観による内部品質(おいしい西瓜)の判断が難しく、「あたり・はずれがある」と言われますが、「八色西瓜にははずれがない」と、市場から高い評価を受けています。

『八色西瓜』のあゆみ

  • 収穫時期:7月中旬から8月上旬(最盛期7月下旬)
  • 主な地域:大和・六日町地域

ズッキーニ 新しい?いえ40年以上の歴史があります。

 以前は、イタリア料理やフランス料理では一般的に使用されていましたが、使用している料理が少なく、あまり馴染みのない野菜でした。最近では様々な料理で使われ消費量が伸びてきています。

 ズッキーニは、カボチャの一種ですが通常のカボチャとは違い熟す前の若い実を収穫します。

 食感は、歯ごたえがあり油との相性が良い食材です。油で炒めることで、ズッキーニに多く含まれるカロテンの吸収を高め、体の免疫を強化し、風邪の予防に効果があります。また、ビタミンBが血液の循環をよくし、体に溜まった余分な水分を排泄してくれるので、むくみ解消や血行促進によって美肌効果を発揮します。

ズッキーニを使ったレシピ

  • 収穫時期:6月上旬から10月末(最盛期7月中旬)
  • 主な地域:塩沢地域・湯沢町

かぐら南蛮 形も味も特徴的な伝統野菜

 ピーマンを上下に押しつぶしたような形で、しわの寄った形から獅子舞(神楽)の顔に似ているので「かぐら(神楽)なんばん」と言われています。

 皮が柔らかく果肉は厚みがあり、果肉自体は辛味が少なく、種とワタ(胎座)に強い辛みがあります。果肉の甘みとワタの辛みが特長です。

 素揚げや味噌炒め、肉詰め等の料理で食べられるほか、南蛮味噌としても加工され地域で広く食べられている地域の伝統野菜です。

かぐらなんばんを使ったレシピ

  • 収穫時期:6月中旬から11月上旬(最盛期7月下旬)
  • 主な地域:大和・六日町・塩沢地域

ユリ すべての人に喜ばれる花を目指して

 雪深い南魚沼の大地に産まれ、かれんな姿はまさにユリの女王にふさわしい。

 カサブランカは、豪華な大輪の花を咲かせ香り良く、最後の一輪まで綺麗に咲き誇り心和まれること間違いなし!